NOAH NEW HOPE day3

投稿者: | 2020年7月6日

7月5日、ABEMAで配信された”清宮海斗を中心とする新時代のTVマッチ、NEW HOPE、みなさんご覧になりましたか?

 

7.18の有観客試合に向けて、当初はねじ込まれた感があったこのTVマッチなのですが、ラインナップをみたときから期待が高まりましたね。

直前に、このTVマッチについて、展望を期待を込めて予測してみたのですが、果たして結果はどうなったか!?

 

 

 

 

第1試合、レネ・デユプリvsタダスケは、タダスケ独り立ちに向けての試合と思ってみていました。

普段は陽気なお茶目さんのタダスケ選手、最近はHAYATAへの恨み!がベースのタッグが中心だったんですね。それがこの試合では、かなり奮闘。レネ選手に対して、かなり追い込む場面も。

しっかり試合を作りながら、無難にTVマッチのオープニングを務めました。

こんな対戦を続けていると、そのうちにタダスケの進む道が見えてくるような・・・。

結果は、レネさまの順当勝ち。

 

第2試合は、稲村愛輝vs”おかきん”岡田欣也。

同期入門ながらけがで出遅れた当初のおかきん。

最近は、中嶋勝彦に指示してテコンドー仕込みの蹴りを試合で使うようになったり、小川教室の成果としてベーシックな腕取り、腕極め、腕攻めなど試合の組み立ても、玄人受けするようなものに。

一方の稲村選手は、金剛の一員として、だいぶ前からタッグでメインイベンターを務めたりしています。

同期のライバルストーリーはいずれも、すばらしい試合になるだろうなぁ、と思ってみていました。

解説でも言われてましたが、彼らもノアの未来、いや、現在進行形のノアを表す2人になってきていますね。

7.18でも同様のカードが組まれていることから、引き分けドローに終わるかな、と思っていましたが、稲村選手が迫力の勝利。おかきんも相当にいい部分を見せました。

この二人の対戦は、今後、ファンの注目を集めそうです。

 

第3試合はフルスロットル、大原、小峠組vs覇王、仁王の金剛ジュニア。

金剛ジュニアとしては、覇王は拳王に挑戦を表明し、仁王も”俺も戦いたい奴がいる”と宣言して初めての試合。無様な試合はしないはず。

 

フルスロットルは、リーダーは俺だ!の小峠選手がどのように内容、結果で魅せることができるかが、注目されました。

 

試合はかなりスピーディーな展開。

そして、小峠選手がしっかりと勝つ!

ただ、なんというんでしょうか・・・。

なんとなく、印象に残らなかったのも事実。

 

TVマッチのセミ、メインに向けて勢いをつけた、といえばそうかもしれません。

金剛ジュニアは、ここで少し小休止。

試合後、金剛のカードが発表され、仁王選手は、獅龍選手(カズ・ハヤシ)と闘うことに。

そうきたか・・・。なぜ獅龍選手だったのかは、あらためて明かされるとのこと。

再度、勢いをつけたいですね。

 

セミファイナルは、原田大輔vs吉岡世起の好カード。

原田選手は、ここのところ、”HAYATA許さん!”しか言っていない印象なのですが、吉岡選手にとっては、ノアジュニアをここ数年引っ張ってきた原田選手と闘えるというのは相当なチャンスだったはず。

試合が20分一本勝負、であることが分かった瞬間に、ドローとなる予感がぷんぷん。

そして結果はその通りに。

 

吉岡選手、終盤いい攻めを見せましたが、いかんせんダメージからなのか、スタミナが切れたようにも見えました。それに対して、原田選手は少し合わせた、かな。そんな印象を持ってしまいました。

 

ただ、原田選手のライバルの一人に今後上がってきそうな予感はあります。ジュニア、いよいよ混とんとしてきました。

 

そして、メインは、清宮海斗vs元レッスル1の稲葉大樹。

いい試合ではありましたが、清宮選手の”受け”が、とても目立った気がします。

風格をもって、相手の攻めを”受けきって”試合を決める。

 

ひょっとしたら、そんなことをテーマに臨んでいたのかもしれません。

稲葉選手はいい選手ですね。勢いだけでなく、緩急や受け、ベーシックなものをしっかり身につければ、将来的にかなり高いポジションにいくような気がします。

試合は、清宮選手が受けきってからのタイガースープレックスで完璧に勝利するのですが、クライマックスはその後。

 

清宮がマイクを締めようとしたとき、稲葉選手が後ろから近づき、「清宮さん、一緒にやりたい、お願いします」とラブコール。清宮は少し間をおいてから笑顔で承諾。

 

そうですよね、最近。清宮は潮崎と組むことが多かったのですが、それよりも新しい可能性を感じるタッグかもしれません。

どんどんいろんな選手とぶつかって、吸収して、気が付けば大きくなった・・・、今のAXIZがそうであるように、闘いながらお互いを理解して成長するタッグが誕生したような気がしてなりません。

試合後、金剛第7の漢になるのでは・・・?という予想ははずれましたが、なんらかの軍に入って(もしくは結成して)、ノアのなかでのし上がっていくのでは、という予想通りの展開となりました。

 

 

この春から夏にかけて行われたノアのTVマッチ、この展開の速さ、仕掛けるほうも本当に考えておられると思います。ファンも想像力を高めていけば、より盛り上がりそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

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